イベントレポート
アニメ制作・アニメ表現のデジタル化が進み、「フル3Dアニメ」の方向にシフトしている海外に対し、日本では「2Dアニメ」「2Dと3Dのハイブリットアニメ」「セルルック3Dアニメ」「フル3Dアニメ」と分化し、世界では類を見ない多種多様なテーマと新しいアニメ表現で数々の作品が生まれています。特に伝統的なセルアニメの表現様式を継承発展させてきた日本のアニメ作品は内外で人気も高く、世界マーケットで差別化できる強みとなっています。しかしながら、アニメ業界の労働環境の問題も含めアニメ産業の将来に対し危機感も高まっています。こうした日本のアニメ産業の可能性と課題を背景に、第1部では、デジタル作画ワークフローをいち早く確立したスタジオコロリドより講師を迎えセミナーを行い、第2部ではアニメ制作や教育に関わる方々、ツール開発・販売、アニメ業界、行政関係の方々によるアニメ制作環境やアニメ産業に関する現状や展望を、さらには多角的な観点で「アニメ発祥の地でもある京都が東京に続く、第2のアニメ制作・アニメ産業拠点」となるための提案や意見交換を行う公開研究部会を開催いたしました!!
本当に沢山の方々がお越しくださいました!ありがとうございました!: )